飯豊連峰 前衛 二王子岳 (1,420.3m)
二王子岳山開きサポート


GPSLOG 27日9時 天気図 27日9時 衛星写真
受付 山頂のWJUさん がまん、がまん




会行事
ルート   二王子神社〜一王子避難小屋〜三王子〜山頂  往路下山
日 時    平成18年04月15日(土)
参加者   先発隊  WJU(上條)さん、LOM(渋谷)さん、安沢さん、渡部さん、LTQ(私)
       その他、中間隊、後発隊
行き先    飯豊連峰 前衛 二王子岳 
天 候    曇り一時小雨
気 温    27日 16.1度〜17.6度 (気象データは新潟07:00〜16:00)
        現地山頂付近 午前11時頃、3度(手元寒暖計)
風 速    2M〜5M (気象データは新潟07:00〜16:00)
       現地山頂付近 5 メートル前後
風 向   WSW〜W〜NNW
        ウインドプロファイラ(高田9時 1kmWNW 11m・2kmW 16m・3kmWEW 22m・4km 26mm)
目 的    二王子岳山開サポート
装 備   日帰春山低山
登はん用具:なし
冬山として、Wストック(使用せず)
ナビ用品:GPS・地図・シルバコンパス・マップポインター
防寒具:カッパで代用・フリース
飲み物:水1L
食料品:握り飯3個、菓子パン半個、インスタントラーメン1個 ハイカロリーゼリー2個
残 量:なし(非常食を除く)
その他 嗜好品

コースタイム        事 柄
05:40分 自宅発       コンビニに立ち寄り、買物
05:57分 五十公野      6時集合出発、
06:30分 二王子神社着    二王子神社(300m)
06:55分 二王子神社発
07:28分 神子石       (600m)  
07:42分 一王子小屋前着   (725m)  気温が低い割りに汗びっしょり。
08:15分 独標        (994m)  谷筋に僅かに雪が見える
08:58分 油こぼし       6合目付近から部分的に少し雪がある
09:13分 三王子      
09:26分 二王子岳山頂着    視界なし。寒い。(1,420m)


13:30分 山頂非難小屋発
13:44分 三王子        (1,350m)
14:00分 油こぼし
14:42分 独標         (994m)
15:16分 一王子小屋前着    (725m)
16:40分 二王子神社着     (300m)
17:20分 五十公野着
17:45分 自宅着

データ
TP積算距離    10.9km
TP移動時間    3:38
移動平均速度   3.0km
全体平均速度   1.9km
総上昇量      1,088m
以上GPSデータ

概略
新発田市まちづくり振興公社主催の二王子岳山開きが5月27日(日)に開催された。この山開きは例年、私の所属会の下越山岳会が山開きの
サポートを行っている。とはいえ、私は今回が初参加。
最近、日曜日のお天気が芳しくないので何事もなく一日を終えることが出来るように思い当日の朝出かけた。



記録
朝起きると薄曇。天気予報では夕方に向かい天気が悪くなるようだ。また、高層予想図でも寒気が入る予想だが、寒気の中心はもう少し北
の様だ。でも、寒い事は充分に予想できた。

集合場所に到着すると、続々とメンバーが集まり、また新発田山岳会の方々も集まっている。昨日、会山行の「未丈ヶ岳」参加の方も沢山
いらっしゃる。皆さん元気なものだと感心する。坂爪さんの車に乗せていただき、二王子神社へ向かう。神社で準備をしていると、先発で
行けと会長に言われる。先発隊は皆さん足の速い方ばかり。

廻りを見渡すと主催者側のエライ方、議員の方々等など普段、山で見かけることのない人たちを見かける。先発隊は式典に関わらず先行して
行く事を幸いに、スタスタ先行していく。
一合目までは私が先行していくが、その先は安沢さんが先行していく。独標までは風も感じることはなくかなり暑く感じて結構汗をかく。
少し休んでいると、磐木から来られた方が神社から独票まで45分で来た。と言い大汗をかきながら登ってきた。
半袖のTシャツの上に長袖を着て再び登る。

それにしても、安沢さん、LOMさんは昨日も「未丈ヶ岳」に登り今日もこのハイペースで私達を引っ張るのだから大したものだ。私には
このペースは少し速い。冬の間は重荷でノロノロが多かったので、軽装スタスタのペースがやけに辛く感じる。
少し、ランニングでの心肺機能のトレーニングが必要な様だ。WJUさんは余裕でキョロキョロしながら歩を進める。

まず、山頂までの登山道上に雪は殆どないが若干雪が残る場所がある。鴨池前後から不要と思われる場所だけど一応、夏道に残雪の
残る場所の出入口に標識を打っていく。

奥ノ院に手を合わせ先に進み山頂避難小屋、山頂。
さて、この寒さなので小屋に入る方が沢山おられるはずなので、我々サポート隊は外で待機。

寒いので、フリース、カッパ上下を着込んで、山頂の東側の雪渓上で休む事にしたが、風があたり寒くて仕方ないので、先発隊で雪を切り
出し風除けブロックを積み上げて休憩場所を設営する。さて、待てども中間隊は到着しない。現地の気温は3度。雪渓上だから仕方ないと
はいえ、風があたるので体感的にはかなり低い。

松尾さん、須藤さんらが相次いで到着される。少し休んだ後須藤さんらは一足先に下り始める。
その後中間隊が到着するがアマ無線で確認すると、後発のLTKはまだ、独標の少し上とのこと。まだまだ時間はかかりそうだ。目安として
13時30分頃に市民登山参加者は下山との事。その後で当会メンバーが降りる段取りなのだが、先発隊は4時間山頂で待機となりかなり我慢
を強いられるところだ。

12時を過ぎる頃ようやく後発隊が到着したが、生憎この頃から雨が当たりだす。少しの間歓談していたがボクはさすがに堪らず、避難小屋
に逃げ込む。まだ、多くの方々が休んでいましたが、私達の哀れな姿に順次下山準備を始めて下山していく。

13時30分に参加者最後の方が出ていかれたので後を追う。途中、男性単独者、女性単独者それぞれ少し離れたタイミングでスライド
休み休み、ユックリと下山する。冷え切った身体はなかなか暖まらない。独標まで降りて風が弱まると少し暖かくなりカッパの上を脱ぐ。
ここからもユックリと降りる。一王子小屋前で一休みして下山していく。

時間が随分経過したがようやく二王子神社に到着。ドロドロになった靴、スパッツ、カッパを脱いで集合場所に戻り、会長から一言あり
解散。今日は身体の芯から冷えた日だった。
一般参加者に特段問題なく一日が終わりよかった。

反省点
防寒対策について、もう一考すべき。ツエルトは後発の中村さんが上げた。事前に詰め替えるべきだった。これは来年以降も先発隊が持つ
べきものとして出発前に確認すべき。

当会の問題ではないが、市の無線機のBTが切れたものが何台かあったようだ。これは事前の点検確認がよくない。聞けば昨年も同様だった
様である。そのためバックアップの為に何人かでアマ無線を持ち込んだ。日帰りでBT切れなどは認識不足というしかない。不測の事態は
不測であるので、無線通信手段は確率しておいて欲しいものだ。




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